間違った原因自分論
12 minits
こんにちは、こんばんは。てづっぴです。
あなたは仕事や人間関係、日常で起きる出来事などで悩んでいることはありませんか?
例えば・・・
部下が指示した通りに仕事をしてくれない。
部下が指示した通りに仕事をしてくれない。
部下が指示した通りに仕事をしてくれない。
毎日生きていく中で様々なことに悩まされますよね。
今悩みを抱えているあなたにご紹介したい考え方があります。
あなたは『原因自分論』という考え方をご存知でしょうか?
今回ご紹介する、『原因自分論』という考え方は、現在悩んでいる物事を好転させるきっかけになる考え方です。
この考え方をしっかりと身に付けることができると・・・
ストレスなく生きていけることはもちろん、人間関係、会社の業績、その他いろいろな物事をより良い方向に近づけていけます。
特別難しい考え方ではないので是非当ブログを最後までお読みいただき、習得していって下さいね。
Contents
あなたの人生にとても大きなインパクトを。
この考え方を知っているか、否かでは今後の人生を大きく左右する、と言っても過言ではありません。
筆者である私もこの考え方を知ったのが20代後半に差し掛かった頃で、もっと前から知っていたら、と思うこともありました。
しかし遅すぎることなどありません、しっかり勉強して今後の人生をより良いものにしていきましょう。
それでは次項から『原因自分論』の考え方についてご説明していきます。
「原因=自分」全ての原因を生み出しているのは。
読んだ字の如く、原因は自分が生み出している、という考え方です。
今あなたに起こっている出来事は全て、あなたが行動した結果に基づいて起きている。
この考え方こそが『原因自分論』の考え方です。満員電車の例がとても分かりやすいのでご説明します。
通勤で満員電車に乗らなければならない
その時間に電車に乗らなければいけない会社を選んでいるのは自分
わざわざ混雑する通勤ラッシュの時間に、電車に乗る”判断”をしているのは間違いなく自分ですよね。
そんなこと言っても電車に乗らなければ会社に行けないよ!
本当にそうでしょうか?
考えてみましょう。
- 通勤ラッシュを避けた時間に出勤する。
- 電車を使わず自転車で通勤する。
- 徒歩で通える会社近くの物件に引っ越す。
- 会社業務を完全テレワークで行う。
- ある程度自由な時間で出退勤できるフレックスタイム制の会社に転職する。
こうして見てみると実は満員電車に乗らないで済む方法はいくつもあります。
その時間に電車に乗らなければならない会社を選んでいるのは自分である、とは言っても、極端に転職したり、テレワークにしましょう、ということではありません。
会社を変えなくとも通勤時間をずらしたり、通勤手段を変えたり、できることは実はたくさんあります。
通勤ラッシュを避けたり、自転車で通勤したり小さな変化でも状況を改善することができるのね。
『原因自分論』の間違った考え方。
この『原因自分論』の考え方は人生に大きなインパクトを与える考え方である反面、間違った使い方をすると自分を大きく傷つけてしまう考え方でもある、という側面があります。
ここをしっかり押さえておかないと、自分をより苦しい状況に追い込んでしまう可能性もあるのでご注意ください。
例えば・・・
休日出勤・サービス残業は当たり前、毎月100時間以上残業をしています…
世間の関心の高まりや、法の改正によって、近年少しずつ減ってきいるブラック企業ではありますが、そのブラック企業に現在も苦しまれている方は少なくないのではないでしょうか。
もしかすると、間違った『原因自分論』の考え方を知らず知らずのうちに使ってしまっている可能性があります。
能力が低いから仕事が終わらないんだ。
もっと頑張らなくちゃ・・・
- 周りの社員も毎日同じように残業しているし、この会社に入った以上は、頑張らなくちゃいけないんだ。
- この企業に就職してしまった自分が悪いんだ。諦めて我慢するしかない。
原因は自分にあると「自責」する。
正しい原因自分論
この会社を選んだのは自分なんだから、
他の会社を選ぶこともできるな。
- この企業に就職したのは自分なんだから、今こういった状況にあるのも元を辿ると自分に原因があるんだ。
- この企業を選ぶことが出来たように、他の会社を選ぶこともできるよね。
原因は自分にあると「認識」する。
間違った『原因自分論』の考え方は、「原因は自分にある」と「自責」してしまう考え方です。
あくまで良い・悪いの判断ではなく、客観的に状況を認識することに意味があります。
POINT
客観的に原因を認識して、どのようにその原因を解決していけるのかを考えることが『原因自分論』の"本質"です。
『原因自分論』未来を変える唯一の力。
多くの方は自責思考の原因自分論、もしくは、原因自分論とは相反する考え方『原因他人論』の考え方をしているのではないでしょうか?
私の周囲を見渡しても、正しく原因自分論で原因を認識し、状況改善を行えている人はほとんどいません。
なぜ『原因他人論』では状況が好転しないのでしょうか?
愚痴を言っても何も変わらない『原因他人論』。
あなたもお分かりかと思いますが、『原因他人論』とは原因が自分ではなく他人にある、という考え方です。
営業が上手くいかないのは顧客に問題がある。私にはどうにもできない!
私が上手くいっていないのは両親が言う通りに進路を歩んできたからだ!
いつも喧嘩になるのは、彼が私のことを理解してくれていないからだ!
愚痴を口にすることは悪いことではありませんが、自分にとっても相手にとっても、あまりメリットがありません。
愚痴を言うことによって、気持ちが楽になり自分が救われたように感じますが、これは一時的なもので現実は何も変わっていないからです。
愚痴を言っている人の周りには、愚痴を言い合える者同士が自然と集まって、原因を客観視して建設的な判断ができる友人・知人も離れていってしまいます。
もしあなたが原因自分論で考え、未来を良くして行こうと行動しているのに、周りに原因他人論で愚痴を言っている人がいたらどうでしょう?
他人の愚痴を言うよりも建設的な意見を持っていて、向上心を持って議論できる人と関わる方が未来がより良くなっていくのも明確ではないでしょうか?
環境を変えて行く、という執着せず冷たくも見える淡々とした考え方も、時には必要です。
顧客側の目線にあった提案ができていなかった。自社の利益ばかりに目がいってしまった。顧客に寄り添った提案を心がけてみよう。
両親がなんと言おうと私の人生だ。最終的な決断をしているのも自分。両親のせいにしていただけだ。自分の決断に責任を持とう。
いつも自分の気持ちばかりを優先して、彼の気持ちを考えられていなかった。これからはしっかり話し合ってお互いの気持ちを確認しよう。
変えられるのは未来と自分。
反対に変えられないのは過去と他人です。
変えることができないのならば、変えられるところを変えていくしかありません。
これからの考え方は今日から変えていくことができます。
私も過去を思い返すと原因他人論で考えてしまっていたことが多々あります。
あの人と合わないのはあの人の性格に問題があるからだ。
何か問題があった時、他人のせいにしてしまいがちですが、
原因自分論で考えるならばできることはたくさんあります。
もしかしたら自分の性格に問題があったのかな?
ちゃんと相手を理解しようとしていたかな?
自分の考えを過不足なく伝えられていたかな?
考えられる原因を1つずつ試してみて、それでもダメであれば無理に付き合いを続ける必要もありません。
結局のところ自分がどんなに行動を起こしたとしても、他人は変えられません。
他人を変えようと消耗していては、あなたが疲弊してしまいます。
自分とは合わない人だったんだ、と距離をとることも
ここだけを見れば分かる!今回のまとめ。
今回は『原因自分論』の考え方をご紹介しました。
原因自分論とは・・・
- 自分に起こり得る全ての出来事は、自分の選択に基づいて発生している。
- 自分に原因があることを客観的に「認識」し、どのように改善していけるのかを考えること。
愚痴を言ったり、物事の原因を他人のせいにしたりする原因自分論と対になる考え方、「原因他人論」。
毎朝、満員電車に乗らなければいけないのは、この仕事をしている以上仕方がない!
と他責するのではなく、原因自分論の考え方を使って、その状況をどう改善していけるのかを考えてみましょう。
【原因】
- 混むことが分かっているのに通勤ラッシュの時間に出勤する。
- 電車以外の通勤手段もあるのに電車を利用している。
- 電車に乗らないと通えない場所に住んでいる。
- 会社業務を在宅でできるような仕組みを作る努力をしていなかった。
- そもそも電車が混む時間に電車に乗らなければいけない会社を選んだ。
【解決策】
- 通勤ラッシュを避けた時間に出勤する。
- 電車を使わず自転車で通勤する。
- 徒歩で通える会社近くの物件に引っ越す。
- 会社業務を完全テレワークで行う。
- ある程度自由な時間で出退勤できるフレックスタイム制の会社に転職する。
実は改善する手段はたくさんあることが分かります。
解決手段が分かればあとは行動に移すだけ。
1時間早く出勤するようにしたら、満員電車を避けられたのはもちろん、
早く寝るようになって体調も良くなり、早く着いた時間で資格の勉強ができるようになった!
これはほんの一例ですが、小さな変化の積み重ねで大きく人生を好転させていけます。
一つ気を付けなければいけないのが、「自責思考」の原因自分論。
原因自分論には「原因の自責」と「原因の認識」の二つがあるとお話ししました。
自責思考の原因自分論は悩みをさらに大きなものに増幅させてしまう考え方になります。
当記事をもう一度ご覧いただき、理解を深めて、しっかり原因を認識できるようにして下さいね。
参考にさせて頂いたコンテンツ。
第7回 原因自分論で考える【人生論】両学長 リベラルアーツ大学
チャンネル登録者217万人(22/11現在)を誇る、金融知識や人生観が学べるリベラルアーツ大学、両学長の「原因自分論」に関する動画です。
筆者も「原因自分論」という言葉はこの動画がきっかけで知りました。
最新の両学長の動画に比べるとテンションが低めですが、分かりやすく解説されているので、是非ご覧ください。
今回の原因自分論とは関係ありませんが、両学長が執筆されたお金に関する書籍、
「お金の大学」はこの一冊で、貯める力、稼ぐ力、増やす力、金融知識の土台となる部分を網羅的に学ぶことができるのでオススメです!
てづっぴの本音。
原因自分論の考え方を初めに聞いたときは、名著『7つの習慣』の第1の習慣「主体的である。」に近い考え方だな〜と思ったのですが、
記事執筆中に「主体的である。」は一歩先に踏み込んだ考え方である、という認識に変わりました。
当記事にて「主体的である。」に通ずる考え方である、と入れ込もうとも考えたのですが、一記事のボリュームがパンクオーバーしそうだったので辞めましたw
『7つの習慣』についても後日、記事にまとめて理解を深めたいな〜と思っています。
あの書籍こそ、自己啓発本の代名詞。しっかり脳裏に刻み込みたいですね。
すみません、話が逸れました。
「原因自分論」・・・考え方としてはそこまで難しいものではないのですが、実際に行動に落とし込んでこそ真価を発揮する点が一番の課題ですよね。
様々な勉強をする中で、全ての成功の起源は『行動力』に尽きる、と結論づけました。
小さな一歩でもいいので臆せず、できる範囲のことから歩みを進めていくことが非常に大切ですよね。
今悩んでいることも、あらゆる角度から見ると意外にも抜け道が見つかるかもしれません。
たくさんの選択肢を見出せるようになると、その一歩も踏み出しやすくなるのかもしれませんね。
まずは自分のできる範囲でいいので、改善していけるところからチャレンジしてみましょう!
このブログが為になった、面白かったと思っていただけましたら、是非、シェアをお願いいたします!
あなたは『原因自分論』という考え方をご存知でしょうか?『原因自分論』という考え方は、悩んでいる物事を好転させるきっかけになる考え方です。この考え方を身に付けることができればストレスなく生きていけることはもちろん、人間関係、会社の業績、その他いろいろな物事をより良い方向に近づけていけます。
あなたを救う『原因自分論』という考え方。
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